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中村(なかむら)やすひろ

保健福祉委員会で陳情を審査

昨日、区議会の保健福祉委員会で陳情の審査が行われました。

審査されたのは「『久我山東原公園の保育施設建設計画』の見直しに関する陳情」です。同じ内容のを2名の陳情者が提出されたものです。

テレビでも大きく報道されていますのでご存じの方も多いと思いますが、今回の杉並区の待機児童解消に向けた保育所緊急整備の事業(参照 ⇒ すぎなみ待機児童緊急事態宣言)の一環として、当該公園の一部(約30%)の敷地に保育所を建設するという計画です。陳情は、この計画の見直しを行い、公園を保存することを求めています。

私は総務財政委員のため、同委員会は控室で傍聴しましたが、様々な意見・質問が飛び交い、5時間近くに及ぶ質疑の末、委員会の出した結論は「不採択」(区議会公明党も同様)。残念ながら保育園整備の見直しを行うことには賛成できません。

このブログ上で、これまでも再三述べてきましたが、来年4月における確実な待機児童の解消を目標と定めた、この度の緊急対策は支持しています。保育園待機児童の解消は、喫緊かつ最重要課題です。少子高齢化が進展する中で、女性の社会進出に対応し、育児と仕事を両立できる環境を整えることは、児童福祉法にも定められている通り、行政の責務です。

今回の緊急対策には、子どもたちはもとより、地域の様々な活動の場にもなっている公園や広場の転用が含まれていることに対して、陳情者を含む地域の方々のご心配、反対のご意見については、私としても重く受け止めています。そういった思いから、この度区議会公明党として他の会派(区議会自民党・区民フォーラムみらい)と協同で、以下の内容の要望書を提出しました。

【要望書の内容】

1.区有地等のうち、特に公園の活用にあたっては、地域の実情に応じて、子どもたちの遊び場、防災やコミュニティ活動の拠点としての機能を代替する方策の実施や代替場所の確保を図ること。

2.代替策の実施や代替場所の確保にあたっては、地域住民の意見及び要望等を積極的に聴き、可能な限りその反映に努めること。

3.保育施設建設にあたっては、その事業者募集及び設計段階において、可能な限り樹木の存置及び防音設備設置など周辺環境に配慮すること。

これらについて、杉並区から最大限の努力をする旨回答を頂いています。

保育施設の早期整備を待ち望む区民と、公園の存続を望む区民が、いずれが重要か、優先であるかといった二者択一的な議論で対立するのではなく、同じ地域住民としてお互いの立場を理解・尊重し、共存できる道を探ることが望ましいと考えています。まだまだ道は長いですが、私なりにもできる限りの努力を行っていきたいと思っています。

陳情者の方々には、大変に心苦しいですが、何とかご理解を頂きたいと切に願います。