雪国で介護施設のあり方を考える。
前泊して、新潟・長岡の「高齢者総合ケアセンターこぶし園」を訪問し、お話を伺ってきました。
長岡では前週に大雪が降り、交通が大混乱したことはニュースでも大きく報道されました。街中は雪だらけでした。
センターの運営は「社会福祉法人 長岡福祉協会」により行われています。同法人は、特別養護老人ホームをはじめ高齢者が生活する施設が地域と離れた場所にこれまでの生活と切り離した形ではなく、これまでの人生・生活を維持できるように「地域での生活を支えていく」という考え方で、昔運営していた大型のホームを地域サテライト型にして分散させた経緯があります。
現在、そのような考え方のもと長岡市内を中心に18カ所の地域に根差した施設(特養、小規模多機能、認知症グループホーム等)を運営しています。今回お邪魔したのは、「サポートセンター摂田屋」で地域密着型介護老人福祉施設、認知層対応型共同生活介護、小規模多機能型居宅介護の他、地域交流スペースとしてカフェテラスやキッズループも設置されています。
バーカウンターがあり、地域の方々、ボランティアや家族と入居者との交流に活用されています。自由に来ていっぱいやっていくことも可能だそうです。
こういった施設運営方針は、昨年60歳の若さで急逝された前施設長の小山剛さんの思いが反映されてきたものです。今回説明を頂いた総合施設長の吉井さんが、その跡を受け継ぎ、奮闘努力されています。
この法人・施設の素晴らしいところは、施設運営が「運営する側の論理」によるものでではなく、「利用者の目線」から出発していることです。
とんぼ返りでしたが、大変示唆に富んだ視察でした。


