区議会質問報告②
②決算特別委員会6日目(10月9日)
質問事項:
- 健康づくり推進条例について
- 私立幼稚園について
◆健康づくり推進条例について
昨年7月に施行された健康づくり推進条例について、改めてこの条例を制定した意義。条例施行後約1年たっているが、これまでどのような取り組みが進められてきたか。
同条例に基づき設定された各目標が保健福祉計画に掲載されている。多くの項目にわたって具体的な数値目標があるが、改めて「全体」と「4つの分野」の各目標について概略で結構なのでお示し頂きたい。また、どのようなプロセスで設定されたのか。
「分野1-1 身体の健康 生活習慣病の予防」について、「がん」「メタボリックシンドローム」及び「糖尿病」の発病、重症化の予防、また「COPD」への対策が中心的な課題となっているが、なぜそのようにしたのか。COPDの語句説明もお願いしたい。
がん検診の受診者数について、26年度の実績、また過去と比較してどのような変化があるか。
全体として増加傾向にあり、特に胃がん・肺がんの伸び率が非常に大きいが、これはどういう要因か。
胃がんで25年度から倍増、肺がんは約5倍。大変な成功事例。しっかりと要因分析・共有をして、ぜひ他の施策にも展開して頂きたいと思う。
国立がん研究センターが公表した2014年度版の「胃がん検診ガイドライン」で内視鏡による胃がん検診が推奨されているとのこと。区の検診における導入予定については。
またガイドラインでは50歳以上とされているが、その根拠は。個人的にバリウムが苦手なので、区として年齢層を広げて頂きたいと思うが、どのような認識を持っているか。
気になるのが胃がんの受診率が高くなっている反面、「要精密検査率」が例年13%程度で推移していたのが26年度の実績は半分以下の5.76%。これについては。
糖尿病重症化予防として、以前会派の横山副議長が「レセプトデータの活用」について提案してきたが、これまでどのように取り組みを進めてきたのか。また今後の展開は。
「歯と口腔の健康」について、歯と身体の健康は密接なつながりがあり、生涯を通した各ライフステージに沿った施策が必要であると考える。具体的には、「出産から幼少・学童期」「成人期」「老齢期」それぞれの時期において26年度はどのような取り組みを行ってきているか。
歯の健康は、生涯にわたるものであり、食育と同じで幼少の時からの生活習慣、意識付けが大事。従い成人期の人々の歯と口腔の健康は、本人の健康維持のみにとどまらず、家庭内における教育という観点からも重要であると考える。そういう観点から、成人期に対する施策の充実の必要性を区ではどのように認識しているのか。
老齢期、高齢者に対する歯と口腔の健康を保つことは、高齢者の死亡要因の上位である肺炎、その中でも誤嚥性肺炎を予防する効果があり、また以前一般質問でもお話ししたが、認知症予防と歯の健康の関連性も言われている。長寿命化が進む中で、健康寿命の延伸は区の重要課題であり、目標でもある。
そういった観点からも、成人歯科検診やかかりつけ歯科医の普及推進も充実していくべきと思う。特に後期高齢者や介護高齢者人口の今後の伸びを考えると、訪問歯科医療の環境整備が望まれる。本区における訪問歯科診療は現状区内でどのように展開されているか。
本事業は、今後需要が確実に増加すると思う。また地域包括ケアシステムの構築にも大きな役割を担うものであるため、区としても出来得る限りの支援をしていくべきと考えるが、どのような支援ができるのか。
予防という点からは、医療行為に留まらず、訪問を通した高齢者の口腔機能の検査、口腔ケア、その指導等のニーズも高いと思う。これは歯科医だけでなく、歯科衛生士が大きく活躍することになる。しかし、全国的に歯科衛生士不足が大きな課題とも言われているが、歯科衛生士の区内の実態について、区はどう認識しているか。
一方で、昨年公布された「医療・介護総合確保推進法」で歯科衛生士法の一部が改正された。この法改正の内容について、またその背景について説明頂きたい。
歯科衛生士の業務の幅が広がっている。区内での訪問歯科診療及び在宅口腔ケアの充実について、今後区内でどのような展開が期待できるか。
◆私立幼稚園について
現在区内の私立幼稚園の充足率が86.3%とのことだが、現状40園(2認定こども園含む)のうち、12園が100%を超えている。一方で50%に満たない園もいくつかある。最近になって希望する幼稚園に入れないという話を聞くことがあるが、園毎あるいは地域毎の偏りという点について、区の対策は。
以上