新地方公会計制度についての講座を受けてきました。
昨日、日本経営協会(NOMA)主催の「実務から見た『統一的な基準による地方公会計財務書類』の作成ポイントと活用法」について受講してきました。
講師は落合公認会計士事務所代表 落合幸隆会計士です。これまで地方の公会計制度の改革に実務家の立場で取り組んでこられた経験豊かな先生です。
新地方公会計制度とは、「現金主義・単式簿記」による従来の地方自治体の会計制度に「発生主義・複式簿記」といった民間企業会計の要素を取り込み、資産・負債などのストック情報や、減価償却費のような現金主義の会計制度では見えにくいコストを把握し、自治体の財政状況等をわかりやすく開示するため、貸借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算書及び資金収支計算書の作成を進めているものです。
平成19年から始められ徐々に全国に広がってきている取り組みですが、現在では総務省の「基準モデル」(杉並区を含め約300の自治体が採用)と「総務省方式改訂モデル」(約1500)、そして東京都がそれ以前より独自に行っている「東京都モデル」(約10)という3種類のモデルが混在している状況です。現在は、これらを統一のモデルに統合することを国レベルで進めています。そのことにより、自治体間での比較が可能となります。
よりよい財政運営のために財政情報の適切な把握は大切であり、そのための会計制度の充実は必須です。
朝10時から午後4時までの長丁場のセミナーでしたが、大変勉強になりました。

