”改憲勢力3分の2阻止”??
本日の公明新聞より、
『“改憲勢力3分の2阻止”はレッテル貼り』
参院選で“改憲勢力3分の2阻止を”と(民進党などが)言っているが、問題の設定自体がとんでもない誤りだ。 まず、国会では憲法のどこをどう変えたらいいのかの具体的な中身の議論が始まっていないし、全く深まっていない。さらに、民進党も未来志向の憲法改正を議論しようと言い、憲法改正を否定していない。そうすると、民進党も含めれば、憲法改正を議論していいとする政党はすでに(国会で改正を発議するのに必要な)3分の2を超えている。 改正と言っても、各党の考え方はいろいろ違う。公明党は、憲法9条を今、触る必要はないし、憲法の国民主権や基本的人権の尊重、恒久平和主義という3原理は非常に大切なもので、守っていくべきものだと考えている。 その上で、時代の変化に伴う新たな価値を加える「加憲」という立場だ。(9条改正を念頭に置き、公明党を含めて“改憲勢力”とレッテル貼りすることは事実と)全く違う。
(公明新聞 2016/7/6)
現在の主な政党で完全な護憲を掲げているのは、日本共産党と社民党のみです(共産党の『自衛隊は違憲だ。でも災害や急迫、不正の事態には働いてもらう。でも憲法改正はしない』という論理も支離滅裂ですが・・・)。それ以外で既に3分の2以上あるのです。
では、憲法は改正されるのか?憲法が改正されるには、1)内閣あるいは議員による改正案が国会に提出される → 2)衆参両院総議員の3分の2以上の賛成 → 3)国民投票過半数の賛成 というプロセスが必要です。当然審議されるのは、【具体的な改正案】についての可否です。
当たり前のことですが、議論の対象は「憲法を改正しますか? YES or NO?」ではないのです。「【具体的な改正案】これについて、YES or NO?」なのです。現状3分の2を超えていても、各党【具体的な改正案】がバラバラです。というより、自民党以外は【具体的な改正案】として明示しているわけではなく、公明党も含めて考え方が示されている程度で、各党間では、ほとんどまともな議論さえ行われていないのです。従い、今回の選挙の争点になどなり得ません。
それでも、民進党の岡田代表は訴えます。「改憲勢力3分の2を阻止するために、どうか我々に投票を!」と・・・。どういうこと??
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