視察報告(発達障害支援について)
会派の議員とともに、練馬区と目黒区を訪れ、発達障害のある子どもや大人、その家族を支える先進的な取組を視察してきました。
7月6日:練馬区では、「ペアレントメンター」の取組について学びました。
ペアレントメンターは、発達障害のある子どもを育てた経験を持ち、東京都の養成研修を修了した保護者で、練馬区では現在10名が登録されています。同じ親の立場から相談や情報提供を行い、必要に応じて専門機関や支援制度につなぐなど、経験者だからこそできる寄り添いが、保護者の不安や孤立感の軽減につながっていました。
7月13日: 目黒区を訪れ、児童発達支援センター「すくすくのびのび園」と発達障害支援拠点「ぽると」を視察しました。
「ぽると」は、子どもから大人まで全年齢を対象に、週6日開所し、来所・電話による相談に対応しています。社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師などの専門職が相談に応じるほか、福祉・医療・教育など関係機関と連携しながら、本人や家族を継続的に支援する体制が整えられていました。
発達障害は早期発見・早期支援が重要である一方、本人や家族が孤立しやすく、ライフステージに応じた切れ目のない支援体制の構築が課題となっています。
杉並区では、本年度から5歳児健康診査モデル事業が始まりました。子どもの発達や集団生活での様子を確認し、必要に応じて早い段階で適切な支援につなげることを目的としています。令和10年度の本格実施に向けては、専門職の確保や相談体制の充実など、安心して受診できる環境づくりを着実に進めることが重要です。
今回の視察を通じて、保護者に寄り添う支援と、乳幼児期から成人期まで切れ目なく支援をつなぐ体制の重要性を改めて実感しました。視察で得た知見を生かし、本人とその家族が地域で安心して暮らし続けられるよう、杉並区における支援体制のさらなる充実に取り組んでまいります。

