ACHIEVEMENT
2020
「財政のダム」を活用しての区内医療機関への財政支援

新型コロナウイルスが急拡大した2020年2月、私たちは「医療崩壊」の危機という、これまで経験したことのない不安に直面しました。杉並区は、いち早く区内医療機関と包括補助の協定を結び、医療体制の強化やワクチン接種の促進など、100億円を超える対策を次々と実施し、地域の医療を守り抜くことができました。
こうした迅速な対応を可能にしたのが、平時から積み上げてきた「財政のダム」です。財政調整基金を計画的に積み立て、非常時にはダムの水を放流するように財源を活用することで、行政サービスを途切れさせることなく危機に対応できます。コロナ対策はまさに、このダムを活用した代表的な事例でした。
こうした備えの重要性を踏まえ、財政調整基金を平成24年度の255億円から、令和7年度末時点で610億円まで着実に積み上げてきました。予測困難な時代にあっても、区民の暮らしと地域の安全を守るための力強い支えとなっています。