一般廃棄物処理基本計画 区民意見の評価と認識
では、私のほうから若干質問させていただきます。
一般廃棄物処理基本計画に関しては、前回、前々回と内容に関しては議論もしてきましたので、私は、今回は区民意見の提出の件に関してお聞きします。
意見提出実績が1カ月で13人、延べ31項目ということでございましたけれども、この件に関して、件数と内容に関してどのように評価、認識されていますでしょうか。
内容につきましては、おおむね区でつくりました素案に対するご意見としては了解といいますか、賛成のご意見というふうに受け取ってございます。高い目標に対してしっかりと実施していくように、そのための計画をしっかり立ててくださいというようなご意見ということで理解してございまして、計画自体については賛成のご意見が多数というか、目立った反対の意見はなかったというふうに理解をしてございます。
なお、件数につきましては、多いのかどうか、ちょっと評価ができないところというふうに思っております。
件数が多かったか少なかったかというのは評価しづらいということなんでしょうか。
区民等の意見提出手続という形で一月間とったわけですが、13件、正直申し上げて少なかったかなというふうに感じてございます。
そうですね。内容も非常に区全体にわたることにもかかわらず、13件というのはちょっと少なかったのかなと。その辺は、今後といいますか、周知徹底の部分でちょっと足りなかったというふうに判断されるんでしょうかね。
この意見をお願いするに当たりましては、広報特集号を組みまして広報を配布してございます。そういった意味では、区民の方に一定のお知らせといいますか、できたのかなと。あるいはホームページ等でもお知らせをしているところでございますが、結果としてお寄せいただくご意見は少なかったかなというふうに思っております。
今後につきましても、さまざまな機会を通じて、計画の内容については広報していきたいと思っております。
区民意見の内容に関してなんですけれども、7番で、有料化後の不法投棄対策の検討を何とかお願いしたいというふうなことに関して、戸別収集の検討とあわせてPR活動もすると同時に、「関係機関との連携を強化する」、そういうふうに書かれておりますけれども、この関係機関というのは具体的にどこのことを言っているのか、また、連携をとって、具体的に対策というのはどういうふうなことが考えられるのか。
現在、集積所におきます不法投棄につきましては、ふれあい指導班という職員の担当班がございますので、そちらのほうで対応しているところでございますが、他の自治体の事例報告等で、有料化による不法投棄が増えるというケースも想定されるという報告がございます。それにつきまして、有料化の根幹を揺るがすものというふうになりますので、しっかりと対応していく必要があると思います。
現在、杉並区では清掃協力会という組織がございます。来年度改組という形になるわけですけれども、その中でも、町会の中で清掃部門を担っていただけるというふうにお伺いしてございます。そういったようなところと連携をとりながら、情報を提供し、あるいは区民の方からの情報を速やかに受けて対応していきたいというふうに考えてございます。
環境学習・環境教育の現状と今後の取り組み
続きまして、3ページの16番で、環境学習、環境教育について、これからもしっかりと推進役を立ててネットワークづくりを目指す必要があるのではないかというご意見に対して、担い手を育成してしっかりと取り組んでいく、区のほうとしても環境教育、環境学習の重要性というのは認識しているとのことですが、この環境学習、環境教育の現状の体制と、また、それを受けて今後の取り組みに関して教えていただけますでしょうか。
現在、中学生ごみ会議等を開いていただいて、中学生の活発なご意見等をいただいているところでございます。また、今般のごみ分別方法の変更に当たりましては、副読本の改訂につきましても情報提供を行いましたし、教育委員会に対して説明会の資料等も、教員用ですけれども、ご活用いただきたいということでデータを提供しているところでございます。
引き続き、こういった環境学習、環境教育につきましては、全庁挙げて取り組んでまいりたいというふうに思っております。
担い手の育成に関してもう少し詳しく、どういうふうな形で今後取り組んでいくのか。
ただいま担い手ということなんですが、中学生に対して、子どものころからごみに対する環境意識を高める、そういったことがこれから地域の中で担い手ということで大きな役割になるのかなと思います。
それと、今区のほうでも環境のリーダー養成講座ということもやってございます。そういった養成講座を受けた、環境に非常にたけた方々に協力いただいて、そういったところも地域の中で担っていただく、こういったことも連携する中で十分発揮していただければいいかなと考えています。
プラスチック焼却時の安全性に関する区民不安の払拭
今言われた環境に関して詳しい担い手の育成に関して、消費者センターも密接に絡んできますし、また、先ほどもお話ありましたけれども、教育機関とも非常に綿密な連携が必要であると思います。場合によっては定期的に協議会を行って、いかに向上させていくか、スパイラルアップしていけるかというところも定期的に計画を組んで、担い手の育成とともに取り組んでいってはどうかなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
あと、最後に、基本的には31項目で、先ほど課長のほうもおっしゃられましたけれども、全般的には肯定的な意見が多かったと思うんですが、唯一懸念というところで明確に示されているのが、サーマルリサイクルをした後の焼却時の――サーマルリサイクルというか、プラスチックを焼却したときの安全性に関して不安があると。本当に大丈夫なのかというのが、もう少し区民の中で周知徹底されたほうがいいんじゃないか。安全性というような認識が、まだまだ理解してない部分もかなり多くの部分であると思いますので、そこに対しての懸念というのが多かった、そういう意見も結構あったんじゃないかなというふうに思うんですが、プラスチック焼却時の安全性に関する、いかにその辺のところの不安、また、まだ認識していない部分を払拭していくかというところに関して、取り組みをもう一度お知らせいただけますでしょうか。
区民等の意見の中に、安全性についてのPRといいますか広報をというご意見があるのは、そのとおりでございます。杉並区では、18年の10月からサーマルリサイクルの一部実施を始めたわけですけれども、その際にも、杉並清掃工場での焼却に係るデータを取得して、実証確認を行って公表しているところでございます。その際のデータは、通常の燃焼と差のない安定焼却をしているという報告になっています。
また、今般、昨年の10月からサーマルリサイクルの実施地域の拡大を行いました。杉並清掃工場に持ち込まれるプラスチックまじりのごみ量が増えたわけでございますけれども、それにつきましても、1月から2月にかけて現在調査を行っているところでございます。この調査の結果を入手し次第、区の広報あるいはホームページ等で、区民の方に改めて安全焼却を続けていることのPRをしていきたいというふうに考えてございます。