杉並区ごみ量と区民1人当たり排出量
まず、杉並区環境基本計画の改定した内容に関して、ご報告いただきました21年度ごみ量及び資源回収量についてとあわせて質問いたします。
まず、ごみ量の21年度の実績が10万9,193トン、合計で出ておりますが、具体的に環境基本計画で目標が明示されている区民1人当たりのごみ排出量に換算すると何グラムになるか、その数値は押さえていますか。
これにつきましては、554グラムという形になります。
それで、25年度の環境基本計画では、21年度の直近の数字554グラムを340グラムにすると。この計画の下位計画となる一般廃棄物処理基本計画では、22年度には430グラムというふうな形になっております。まず、昨年度10万9,193トンから20%以上削減しないと22年度の目標は達成できないという形になるかなと思いますけれども、22年度の直近の状況と、あと、25年度の基本計画の今回改定した目標に対して率直にどのような考えでいるか、また達成できるのかどうか、その辺も含めてお考えを示していただきたいと思います。
ご指摘いただいた、こちらの目標数値と実態との乖離でございますけれども、都市環境委員会でも部長のほうから説明のありましたとおり、当初は各戸収集、ごみの有料化を念頭に置いた計画でございました。その計画がために、今の数字にはかなりほど遠いような状況でございますけれども、計画そのものは、先ほど部長が申し上げたとおり、次の首長の段階で政策的な判断をされて、この計画に近づけるのかどうか。私どもは、この計画に近づくように、それがなくても努めていく所存ですけれども、一応そういった状況でございます。
杉並区環境基本計画 目標の精度向上と資源持ち去り対策
この環境基本計画、杉並区民の方々も、環境というものに関しては非常に関心が高いと思いますし、また非常に重要なテーマだというふうに私どもも考えております。ごみの量を減らしていくということは、方法はいろいろ考えられると思いますけれども、非常にこれからやっていかなければならない部分であるというふうに思っております。
またその一方で、今回の基本計画の1つの特徴としては、目標を定量化、きっちりと明示したというところも1つの特徴でもありますので、この辺に関しての数字のひとり歩きというところが私どもも非常に懸念されるところでありまして、今回の計画にも、PDCAという形でしっかりと目標自体に関しても現状とのすり合わせを行って改定していくことも必要であるというふうにも書かれておりますけれども、今課長のほうからもご説明がありましたけれども、今度の新しい区の全体的な体制というところがはっきりしない限りは、この数値を変えるのか、やり方を変えてでも数値に何としてでも突進していくのかという全体的な方向性が定まらないので、今ここで私がそれをどちらですかとも聞けないと思うんですけれども、しっかりとこの辺に関しても、先ほど申し上げたとおり非常に重要なテーマでもありまして、関心の高いテーマでもありますので、目標の精度向上と、それに伴った道筋の明確化、ここをきっちりとやっていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。これはごみの減量化だけじゃなくて、ほかの緑被率等に関しても同様です。
続いて、資源持ち去り対策の実績に関して質問させていただきます。2ページ目で報告がございますけれども、この1年間で、収集・運搬禁止警告書の交付、また命令書の交付、告発、氏名等の公表、それぞれ数が出されておりますけれども、これは、改めて聞きますけれども、どのような場面で、どのような状況でそれぞれのアクションをとるのか、その辺ちょっとご説明いただけますでしょうか。
こちらの(1)の収集・運搬禁止警告書の交付につきましては、まず第1回目、初回の条例違反をしている、資源抜き取りをしている行為者に対しての警告書、行政指導となります。そして(2)の禁止命令書の交付につきましては、警告書を受けた人間が2回目以降やっている、違反している者に対しましての行政処分という形になってございます。
警告書を出して、2回目以降は命令書。その後の告発、氏名等の公表に関しては、どういう状況でされるんでしょうか。
告発につきましては、禁止命令書の交付を複数回受けた悪質な違反者に対しまして、こちらのほうでその行為者を、警察と連携をとりまして告発をするような形の内容でございます。告発を受けて、警察のほうで起訴をして、そして罰金というような形になってございます。
氏名等の公表につきましては、告発者に対しましてもあわせて公表するような形でございます。
区としては、まず警告書をこれまで累積で交付されてきたと思うんですけれども、それがいわゆる効果がある場合はそれで終わるわけですよね。それで効果がない場合は、2番の命令書に移る。2番の命令書でも効果がない場合には、3番、4番に移るということですよね。それぞれの効果のパーセンテージというか、例えば1番の効力、2番の効力というぐあいで、どの程度認識されていますか。
警告書1回でもう来なくなるという方が半分、残りの半分は、次の命令書まで移行してしまう悪質な方が出ている状況でございます。
半分という数字が高いのか低いのかというのはなかなか判断しづらい部分もあるかなと思いますけれども、引き続きパトロールの強化、よろしくお願いします。
あと、古紙の売り単価、これは毎月決められているようですけれども、どのような形で決められているんでしょうか。
古紙の場合につきましては、日経新聞の木曜日の朝刊にも古紙の市況が載ってございます。その平均単価をもちまして、こちらのほうで決定しているような状況でございます。
ということは、入札とかそういう形じゃなくて、取引先の業者、売り先のところとそういうふうな取り決めがされて、ある程度システマチックな形で、市況価格に応じてという形でやっているんでしょうか。もう一度確認いたします。
当初は年単位でやっていたんですけれども、現在はその市況を見まして、月ごとに相手方、受託者と取り決めをしていまして、毎月その市況に合わせて価格を決定してございます。
年間1億売り上げがあるので、結構な金額だと思いますので、入札も含めて、少しでも高く売れるというんですかね、今どうも市況は上昇傾向にあるような数字も出ておりますので、ぜひそういったこともご検討いただいて、資源量の増量と、あと販売単価を上げて、区としての売り上げも上げていく、そういった努力もされてはどうかなと思いますので、ひとつご検討いただきたいと思います。
し尿収集運搬回数不正事件の概要と原因
続きまして、し尿収集運搬回数の不正の件に関して質問させていただきますが、これは本会議でもご報告ありましたけれども、改めて伺います。
今回の事件といいますか、金額の多寡にかかわらず、あってはならないことだと思いますけれども、今回の事件の概要、どういった状況であったのか、また、区としてはその原因をどこにあったのかというふうに見られているか、その辺をお示しください。
この事件、大変申しわけなく思っております。平成11年から、この業務に長期的に固定して1人の職員でやっていたということもございまして、あと、年々し尿の収集量が減ってきている中で、板橋の中で、2回作業のところを1回でできるような量になっていても、相変わらず2回やらなければいけないという形で、2回来るところを1回だけにして、あとは来たことにした形で空打刻の依頼があって、それをやってしまったということでございます。
職員の固定というところが1つの原因ですけれども、再発防止策、5つ挙げられております。それぞれ聞いていきたいと思うんですけれども、1番の、職員が固定ということなので、複数職員による交代勤務ということは理解できるんですが、定期的なチェック体制を実施すると。この定期的なチェック体制というのは、具体的にどういう単位で、どういう期間で、どのような形でチェック体制をとっているのか。
これについては、今まで業務日誌というのがあったんですけれど、これについて再度中身を見直しまして、毎日、複数の目でチェックするということと、あと事務室の技能長の職員が、抜き取りというか、検査というわけではないんですが、時々行って、実際マニュアルどおりにやっているかどうかといった形をチェックしているということでございます。
2番の倫理意識の啓発活動、これに関しては、具体的にどのような形で啓発活動をされているのか。また対象範囲、どこまでの職員をしているのか。委託先に関してはどのような形でこういったことをしているのか。その辺、教えていただけますか。
これについては、公務員倫理の研修でございますので、あくまでも私どもの方南支所職員の常勤、非常勤、再雇用、再任用も含めてですけれども、全職員を対象にしてやりました。派遣職員はあくまでも公務員ではございませんので、これは除きまして、講師は私がやりまして、全職員を対象に、服務規程ですとか分限、懲戒免を含めて、公務員としての最低限の知識を改めて研修、講習という形でさせていただきました。
委託先の業者につきましては、今回は、公務員ではございませんので、これを含めて今後また検討していきたいと思っております。
じゃ次、受付マニュアル、これも既に見直しを実施したそうですけれども、どこに問題があったのか、どのように変えたのか、教えていただけますか。
これについては、今まで搬入路のチェックはあくまでも搬入してきた業者の自己申告に基づいてやっていたということがありましたので、搬入してきた車があった場合、実際どのぐらいの目盛りがあったどうかということも行ってチェックせよということを大きく書いてございます。
目視で確認するということですね。わかりました。
あと4番、5番に関しては了解しました。
最後に1点だけ、事務事業概要から質問させていただきたいと思うんですけれども、杉並中継所の跡地利用に関してお聞きしたいんです。これまでさまざま本会議等でも議論されておりましたけれども、今の現状、私の認識では、ことしの6月を目途に、中継所跡地の将来ビジョンと暫定活用策、平成32年度までの使用をどうしていくのかというところを庁内チームで検討し、都と協議する体制を整えたい、そのような状況だというふうに認識しているんですけれども、その状況に関して、今どういう状況になっているのか、お示しいただけますでしょうか。
それぞれ今、企画も含めまして内部での検討は行ってございますけれども、ただ、このことに関しましては、やはり次の首長のときに、改めてまたその方向性をお示ししていきたいと思ってございます。
先ほど中村委員からご質問いただいた古紙の売り渡しの収入の関係で、私のほうで誤りがございまして、毎日、毎月その価格を見ているんですが、決定は3カ月に一遍、価格を相手方、受託者と決めてございます。申しわけございませんでした。