平成21年2月26日 災害対策特別委員会

区の防災協定の現状と概要

中村 康弘

まず初めに、防災協定に関してお聞きいたします。
 今回の防災協定に関してなんですけれども、地域の商店会連合会と振興組合連合会との備蓄品に関する主な協定ですけれども、そもそも災害時に関してさまざまな協定をほかにも結んでいると思うんですけれども、民間団体、また他の自治体も含めて、今、全体的に区のほうとして防災協定はどのようなところとどのような形で協定を結んでいるのか、概要をお示しいただきたいんですが。

防災課長

協定締結団体及びそれぞれ自治体の協定のお尋ねでございますので、お答えさせていただきます。
 まず、民間団体との協定につきましては、今般の商店会関係で24団体と締結したというところでございます。
 また、震災救援所開設・運営に関する協定としましては、7つの区民センターの運営協議会及び私立の学校等との施設利用に関する協定を締結しておりまして、これが現在11団体でございます。
 また、協定は結んでないんですが、震災が起こったときに、私立や都立の学校との間で、いわゆる補助代替施設の覚書というような形で、協定とは違うんですが、そういうのは結んでいるところでございます。
 他の自治体との関係でいきますと、いわゆる交流団体であります小千谷、南相馬、風連、今、名寄市ですね、それから東吾妻町というふうなところと協定しています。

中村 康弘

今概要をお示しいただいたわけですが、さまざま、他の自治体も含めて民間団体とも協定を結ばれているということなんですが、今回の備蓄品に関する協定に関しては、商店会連合会だけではなくして、大型店舗も当然既に締結しているということで理解してよろしいんでしょうか。その辺は備蓄品に関しては、今回新たに結んだところ以外、どういうふうなところと締結されているんでしょうか。

防災課長

飲食料の備蓄品に関しましては、昨年の第1回定例会の2月28日に災害対策特別委員会を開催してございますが、そのときにスーパーサミットと締結をしたというご報告をさせていただいています。そのほかに、蕎麦商組合だとかそういったものもありますが、今お尋ねのいわゆる飲食料に関しては、スーパーサミットと今回の商店会という2つでございます。

中村 康弘

去年結んだサミットも含めて今回の商店会連合会も、あくまでも区の地域防災計画で、当然ながら飲料水、食料、生活必需品を独自に備蓄はしていますけれども、それが足りない場合とか、それのバッファーのような形で今回は締結していると、そういう考えでよろしいんでしょうか。

防災課長

委員のおっしゃっているそのとおりでございます。
 ただ、今回の商店会の特徴は、まちを挙げて震災に取り組もうというのが一方で1つのねらいでもありまして、それは震災救援所の運営連絡会の参加だとか、あるいは要援護者の支援体制の仕組みへの参加、こういったところを入れてございますので、まちぐるみで震災が起こったときに取り組みましょうというのが今回のねらいでもあります。

中村 康弘

基本的に、災害時における協定の一覧とかというのは公表されているんですか。

防災課長

今現在、地域防災計画書、15年修正版が最新なんですが、それにも載せておりますので、各委員の方のところにも1冊ずつご配付しているかと思います。
 それから、新たな締結内容につきましては、ホームページ等にも防災の協定団体というところをクリックしていただきますと載っているところでございます。

中村 康弘

わかりました。
 今後、具体的にどういうふうな形で進めていくかというところに関しては、協力体制を具体的にここに記されているような5点に関して主に進めていかれるということなんですが、どういうふうな形で今後体制構築を進めていかれるのか、具体的なタイムスケジュールとか方法とかに関してはもう詰めているんでしょうか。

防災課長

お尋ねのスケジュールにつきましては、この締結に当たりまして、ちょうど1年前の2月のサミットを契機に、ずっと締結の協議というか、進めてきまして、約1年かかったというところもございます。商店会、かなり多くございますので、細部にわたって浸透するまでの時間というのは、それなりにかかるのかなと思っております。
 今後、そういったことも踏まえまして、連合会の事務局と細かいところについては調整をし、地域に広げていくというような考え方でございますし、それから、今私のほうでご答弁申しました震災救援所運営連絡会へ参加している商店会は66ありますが、そのうちの32がどうも参加していないという状況がございますので、その32の連絡会にいかに参加していただくかという形で呼びかけていこうかなというふうに思っているところでございます。

中村 康弘

続いて阿佐谷北公園の火災の件に関してご質問します。
 私も本会議でこの一報をお聞きしたときには非常にショックでした。ただ、人的被害がなかったということが本当に何よりも不幸中の幸い、そういうふうな状況だと思いますけれども、本会議のときに若干、部長のほうからも経緯がご説明あったと思うんですが、当日2時過ぎに火災が発生したというふうなことがありますけれども、どのような形で通報が来て、どういうふうな形で火災が発覚したのか、その辺の経緯に関して、もう一度改めてお示しいただけますでしょうか。

まちづくり推進課長

現地の住宅には機械警備を入れてございました。機械警備が侵入と火災の発報ということで、そういう情報が警備会社のほうに入ったということで、私ども、そういう事態が起こった場合に連絡をもらうようになってございますので、職員のほうに連絡が入りました。その後、私ども職員のほうも現地に駆けつける、その間に警備会社のほうも現地に駆けつけるというような状況でございました。
 火災でございますので、周辺の方もお気づきになられたようでございまして、周辺の方のほうからも110番あるいは119番がされたということで、警備会社などが現地に到着したときには、警察あるいは消防が既に現地に到着しているという状況であったということで、警備会社のほうが現地に到着したのが2時34分ぐらいということで報告を受けてございます。既にそのときにはかなり火の手は上がっていたように報告を受けております。

中村 康弘

たしか火災の通報の前に侵入の通報があったというふうに本会議ではご説明があったかと理解しているんですけれども、まだ今原因に関しては警察と消防で調査中ということなんですが、不審火の可能性も否定できないということでよろしいんでしょうか。その辺に関してはどう認識されていますか。

まちづくり推進課長

警備会社からの報告によりますと、先ほど申し上げましたが、侵入と火災の発報がほぼ同時に起きたということで報告を受けてございます。私どもそれ以上の情報はございません。あとは、状況などを勘案して不審火ではないかというふうには考えてございますが、警察、消防のほうからも、特段それ以上の情報の提供はございません。

中村 康弘

本当にこういう事態になってしまって、結果論という形で申しわけないんですが、こういう事態というのは予測はできなかったんでしょうかね。当然ながら、古民家というか古い木造建築物であり、原因はまだわからないということですけれども、警備体制としてこういうことを未然に防ぐことができなかったのかどうか、その辺に関してはどういうふうに認識されていますか。

まちづくり推進課長

確かに木造の住宅でございますし、区が入手して以降は、基本的には人がお住まいにもなっていませんし、内部にも入らないというような体制でございました。したがいまして、故意に中に侵入をして火をつけられたというようなケースが絶対なかったかというのは、結果的にこういう結果があったということでございます。
 私どもとしては、機械警備を入れて警備をしていたということと、それから侵入をしないでほしいということで立て看板を立てたり、あるいは区の所有地、あるいは公園の予定地だということで、周りの方にもお知らせするような形で、入らないでいただきたいということをしてございました。
 また、昼間などにつきましては、周辺の方がお掃除をしていただけるとか、あるいは庭の手入れもしていただけるということで、かなり地域の皆様に開園までも支えていただくというようなことで、いろいろご尽力いただいていましたので、完全に閉鎖をして入りにくくする、あるいは外から眺めて完全に見えなくするというようなことまではしてございませんでした。

中村 康弘

過去に区の施設で、ちょっと原因はあれですけれども、侵入による放火とか、仮にそういうふうなことで火災の被害を受けたということがあったのかどうかというのが1つと、もう1つは、世田谷で同じような、世田谷区が借りている古民家から火事になるというふうなこともございましたけれども、現段階で区内に、阿佐谷北公園のような形で木造の無人の住宅、そういうふうな施設がほかにどれだけあるのか、この2点に関してお示しください。

防災課長

過去に区有施設でそういった不審火等々、火災があったというのはちょっと記憶がないんでございます。申しわけございませんが、私が公務員生活をしている中ではちょっと記憶にないかなというふうなことと、それから木造住宅の空き家、これは統計上なんですけれども、大体11から12%ぐらいが空き家になっているのではないかというような1つの報告みたいなものが──区の施設でですか、区の施設ではちょっと……

中村 康弘

今、計5カ所、同様の物件が示されたわけですけれども、これらの現段階での警備体制というのは大丈夫なんでしょうか。同じようなことが起きないというふうなことで、その辺に関しては調査、分析されていますか。

みどり公園課長

阿佐谷の火災の件もそうですが、今、公園のパトロールを夜間、回してございます。特に公園は、いろいろ課題の多い公園がありますので、そういうことをしていますので、パトロール車をそれぞれ各施設1日1回、巡回をするというような形で夜間回しているというのと、今後、そういった施設に、それだけでは不十分な部分もありますので、センサーライト等を設置して、ある程度防犯対策を強化していこうというふうに考えてございます。

中村 康弘

どうか再発防止に徹底的に今回対策をとっていただければなと思います。区の本当に大事な施設でございますので、どうかよろしくお願いいたします。
 以上です。