平成20年9月19日 区民生活委員会

公衆浴場減少への対策と下高永福会議室の活用

中村 康弘

まず陳情の方、足元が悪い中、補足説明ありがとうございます。
 理事者の方にお伺いしますけれども、今、伊田委員のほうからもお話がございましたけれども、当区としましても、区内の公衆浴場が年々減っている、この数十年単位で相当減っているということに対しては、もう十分認識されているというふうに思っております。
 それに対して、さまざま浴場組合に対する事業補助、また事業の利子の補助を行ったりとか、増改築に関する経費の一部を補助金として出すとか、さまざまな対策はとられているというふうに思っておりますけれども、この辺に関しまして、これは要望という形なんですけれども、当然ながら、費用対効果も含めて、効果をこれからしっかり、確かに難しい状況ではあると思います。後継者の問題とか、自家ぶろ保有率の割合が非常に上がっているとかいう問題で、環境的には非常に難しいと思うんですけれども、このような問題意識を持っている中で、しっかりとこの施策の充実というものにも尽力していただきたい、そういうふうにまず要望させていただきます。
 その上で、この陳情に関してなんですけれども、具体的に下高永福会議室を公衆浴場に変えてほしいと、そういうご要望が来ているわけです。先ほど、葬祭場に利用されているというふうなお話がございましたけれども、2日で3万円ですか、これは民間で区内で火葬場を併設しているところもあると思うんですけれども、大体幾らぐらいの相場か、ご存じですか。

区民生活部管理課長

ちょっと把握してございません。

中村 康弘

実は、この葬祭場を使用できるということに関して、私の先輩も相当尽力させていただいたというふうに私も伺っておりまして、私なりにちょっとホームページで調べたんですけれども、一般のところでお借りしますと、1日25万円、20万円以上かかるということで、そういうふうな費用面から考えても、この葬祭場、区の施設を利用するということは経済的にも非常にメリットがあって、この創設にかかわらせていただいた者の後輩としては、これからも継続していただきたいという気持ちが実はあるわけなんです。もし仮にここが公衆浴場となると、当然ながら今使っている人が使えなくなるということで、葬祭場に関して非常にご苦労されたというふうなお話ですけれども、仮にまた新しい場所をもし探さなければいけないとなれば、大体どれぐらいの年数といいますか、どれぐらいのご苦労があるんでしょうか。その辺はどう認識されていますか。

地域課長

当該施設を多目的施設として使うに当たっても、13年ほどの年月を要したということでございます。たまたま出張所が廃止をされ、施設に余裕ができたという状況もございます。ただ、今後、地元の方々等の理解を得てこのような施設を建てるというのは非常に困難であるというふうに考えてございますので、新たにこういう施設を設置するということになれば、やはりかなりの年数を要するということになろうかと存じます。

中村 康弘

そういう意味では、あっちを立てればこっちが立たずという状況で、非常に悩ましい状況でございますけれども、そういう意味で、ちょっと新しく見つけるのは厳しいと。
 1つ可能性として、では、浴場と葬祭場を併設して、両方今の施設の中で行うということに関してはどのように認識されていますか。

地域課長

先ほど申し上げましたとおり、葬祭で利用される場合には全館丸ごとお貸しするということですし、1階に浴場を仮に設置をするとすれば、2階はかなり狭うございますし、3階については更衣室等しかございませんので、なかなか両方で活用するというのは難しいかと存じます。

中村 康弘

では、私のほうから民営化4施設の決算状況についてお伺いします。
 まず、この施設の運営の区としての目的は何でしょうか。

区民生活部管理課長

この施設は基本的に住民福祉の向上ということで、区民の保養のために使うということで開設をしてございます。平成14年度からは民営化をして、サービスの向上に努めているということでございます。

中村 康弘

この営業損益なんですけれども、湯の里「杉菜」は18年から19年にかけて若干、180名ぐらいですか、利用者数が減少している、それ以外の3施設に関しては微増という形で19年度は利用者が増えていると思うんですけれども、営業損益は「杉菜」に関しては1,000万円営業利益が下がっている、それ以外の3施設に関しては、利用者が増えているにもかかわらず、前年度に対して大幅に営業差損といいますか、営業赤字が大きくなっていますけれども、この辺は、どういう理由でこういうふうな形になったのかというのはご存じでしょうか。

区民生活部管理課長

Aのほうの営業損益でございますけれども、営業損益は、売り上げの中から、一般的な売り上げの原価あるいは販売費、一般の管理経費等を引いたものでございます。それが今回は管理監督費という、黒字が出た場合に、その半分は区のほうでもらいますよということで、前年度、18年度に黒字が多くあったんですね、2,100万円余。その額の半分を区のほうで管理監督費としてもらうということで、その2分の1の1,000万余が19年度の経費の中に含まれているということで理解していただければわかりやすいかと思います。

中村 康弘

今のは「杉菜」の話ですね。ほかの3施設に関してはどうでしょう。同じ内容ですか。

区民生活部管理課長

ほかの3施設のほうは、営業損益のところで見ますと、基本的に赤字の施設でございますので、それぞれいろいろな経費がかかって、特にここのところの原油の高騰とか、あるいは人件費が増えたというようないろいろな要素がございます。

中村 康弘

売上高の中には、区から補助金を出しますよね、3,000円の場合もあれば2,000円の場合も。これも含まれた上での売り上げということなんでしょうか。

区民生活部管理課長

区民の場合、高齢者、障害者は3,000円、一般の区民は2,000円というのが入ってございます。

中村 康弘

まだちょっと不明確な部分もあると思うんですけれども、これは収益モデルとして、目的があくまでも区民の住民福祉ということなんでしょうけれども、ただ、単体の施設として赤字になって、特に昨年度に関しては、運営状況としては、稼働率とか利用状況としてはそんなに悪くないにもかかわらず、営業利益が大きく下がっている。恐らくこれは売り上げ原価が上がっているんじゃないか、もしくは何かほかの大きな要因があるのかなと、ちょっと私もそういうふうに思ってお伺いさせていただいたんですけれども、その辺しっかりと分析をしていただいて、今後できるだけ黒字化につなげていくというふうな形でお願いしたいなと思います。
 今後のそれぞれの施設の施設面、サービス面、また区民に対するPRというふうな角度から、今後の課題、どういうふうな部分で取り組んでいこうと考えていらっしゃるのか、お聞かせいただけますか。

区民生活部管理課長

それぞれ4施設、いろいろな特徴がございまして、湯の里「杉菜」のほうは稼働率が90%、100%に近いということで、どちらかというと、もうなかなかとりにくい状況でございますけれども、こちらのほうもこれまで以上に営業努力はしてもらいます。
 コニファーの場合は、なかなか利用率が伸びないんですけれども、やはり営業活動を徹底していく必要があるということで、昨年からは区の広報の特集号を組んで、全区民に利用していただきたいということで載せてございましたり、また、昨年度はパンフレットをつくりまして、区内のいろいろな団体等にPRをしているところでございます。そういう意味で、今後できるだけ大勢の方に使ってもらいたいと思ってございます。
 また、富士学園と弓ヶ浜クラブでございますけれども、こちらのほうは、基本的に移動教室で利用してございまして、移動教室以外のところの一般の利用を増やすということで、例えば富士学園であれば体育館等がございますので、大学のサークルあるいはいろいろな運動部のクラブ活動等で集客を増やしていくというようなことで考えてございます。
 また、弓ヶ浜クラブのほうも、海のそばというような好立地条件もございますので、こういうのを前面に出しながら、お客さんの増を図っていきたいというふうに考えてございます。

土日開庁における職員配置と警備体制

中村 康弘

続いて、土日開庁に関して若干お聞きしますけれども、まず、この4日間ですか、職員の一般事務、さらに警備も含めてどのような形で配置されたのか、人数とかわかれば教えていただけますか。

区民生活部副参事

土日についての職員等の体制でございますが、区民課におきましては、職員が19名から20名の配置になってございます。区政相談課につきましては3名、それから窓口案内の業務、夜間宿直、警備業務、駐車場・駐輪場それぞれ、窓口案内業務につきましては3名、夜間宿直につきましては3名、警備業務につきましては3名、駐車場・駐輪管理業務につきましては3名という形で、委託業者が勤務しております。夜間宿直につきましては、非常勤の職員が勤務してございます。

中村 康弘

土日開庁の間、レイアウト図面をお示しいただいたんですけれども、ほかの階も含めて、オープンにしているスペースと、基本的には立ち入りできないスペース、オープンにしていない部分との明確に区切りがあると思うんですけれども、その辺のセキュリティーという角度から、今回の土日開庁に伴う、アクセスできない部分に対しての立ち入りのそこら辺の管理という部分では、警備体制、また職員の配置も含めてどういうふうな状況になっているのか、お示しいただけますでしょうか。

区民生活部副参事

土日開庁時のセキュリティーにつきましては、防火扉等を活用して、通路もしくは階段等への出入り口等につきまして閉鎖できるところは閉鎖しまして、また、それが不可能なところにつきましてはパーティション等のような立入禁止の表示をいたしまして、そういうハード的な対応に加えまして、警備員3名で常時巡回するというような形でセキュリティー対応をとったところでございます。

中村 康弘

その辺のところの、アクセスできてしまうポイントというのが幾つか、明確に点検していけば出てくると思うんですけれども、それに対して、巡回の警備員だと、当然ながらそこにいないという時間帯も出てくると思います。その辺に対して、では、どういう仕組みで事故等が起きないような体制をとっていくのかということも含めて、情報セキュリティーの問題から、大切な情報が庁舎にはたくさんあると思いますので、その辺に関して、もう一度見直していただいて、しっかりとその辺の安全を確保していただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

区民生活部副参事

委員ご指摘のセキュリティーにつきましては、いま既に2回の土日の窓口を経験したわけですが、来庁者の動向等をしっかり把握しながら、また、職員の目がどこまで行き届くのか、そういったところを今後検証しながら、さらにきちんとしたセキュリティー確保に努めてまいりたいというふうに考えております。