働き方改革推進の情報インフラ再構築における調達・スケジュール管理
まず、この働き方改革を推進するための情報インフラ環境の再構築に関して何点か質問してまいります。
まず、その調達方法が4つございます。パソコンの統合・軽量化、コミュニケーション基盤の刷新、クラウドサービスの活用、セキュリティー体制の強化とあり、その下にスケジュールが予定として書かれておりますけれども、この今言った調達法、4つのアプローチが全然異なるように思うんですけれども、この公募型プロポーザルをして受託者選定、契約、導入等まで、工程が異なる中でこのスケジュール、もう当然異なってくると思うんですけれども。その辺具体的な形としては、この事業者の振り分けとか、このスケジュール管理はどのように行う予定なのでしょうか。
コミュニケーション基盤の刷新と、あとクラウドサービス等の活用、それとセキュリティー対策の強化は密接に関連してございますので、対象となる事業者のほうは一括して委託することを考えてございます。パソコンの調達につきましては、こちらは必要なスペックの算出ですとかそういったところをプロポーザルの受託事業者が行いますけれども、機器の調達につきましては、これは別途入札を考えてございます。
ということは、下の3つ、コミュニケーション基盤の刷新からセキュリティー対策の強化までがこのスケジュールに合致するという理解でよろしいのか、改めて確認します。
そのとおりでございます。
セキュリティー対策の強化の中でEDRの導入の検討とありますけれども、改めてEDRとは具体的にどういう仕組みなのか、御説明をいただきたいというふうに思います。それで、このセキュリティー対策を行うにおいて、この手法以外にどのような対策が考えられるのか。また、その中でもこのEDRの導入を検討することによってどのようなメリットがあるのか、それに関して御説明いただきたいと思います。
まず、このEDRでございますが、例えば、特定のその端末から大量のデータが送受信されているなど不審な挙動を検知して、速やかにその端末をネットワークから分離するなど影響を広げない仕組みでございます。ウイルス対策ソフトでも防ぎ切れなかったマルウエア、そういったものに対しても侵入後に検知して対応できますので、セキュリティーをより強化できる対策かと思ってございます。それ以外のというところもあるんですけれども、基本的にインターネットサービスが確かに使いやすくなります。ただ、これまでと同様に、ファイアウォールですとかルーターですとか、そういったネットワーク機器によって通信というものは遮断してまいります。加えて、万が一こういったマルウエアとかが入ってきた場合も、こういったEDRを使って対処していくと。それ以外にもウイルス対策ソフトとかも現在も入れていますけれども、そちらも並行してやっていきますので、いろんな対策をやってまいりたいというふうに考えてございます。
いろいろあるソフトとか対策の中の組み合わせで、このEDRも導入していったらどうかということを検討していくということですね、分かりました。
今御説明ございましたこの不審な挙動を検知という記載がありますけれども、不審な挙動って、具体的に本区の業務においてはどのようなものが、例えばですけれども、幾つか参考として例示していただければと思います。
あまりないと思っています。ですので、先ほど申し上げたとおり未知の、全然知られていないようなマルウエア、ウイルスとかが入ってきたときに、そうするとそれによって不審な挙動というのは、先ほど申し上げたとおりやっぱりデータが大量に送受信されていたりとか、勝手にメールが送信されたりとか、そういったケースがあろうかなと思ってございます。ただ、そういったことはもう基本的にはないように、先ほど申し上げているEDRもそうですけれども、ネットワーク機器もそうですし、あとウイルス対策ソフト、そういった様々なものをしながら、そういったものは防いでいく、そういう考え方でございます。
分かりました、よろしくお願いします。
裏面の住民情報系システムの標準化に関して何点か伺ってまいります。
前回に続いて新たに2業務が、令和7年度までの移行が困難な可能性があるとの報告を受けているということでありますけれども、これは前回報告を受けたこの2業務と同じ業者がこの業務を担当しているということでよろしいんでしょうか。
前回お示ししました就学児童・生徒情報等管理システム、それと今回新たに判明した児童手当システム及び保育システムは同じ業者でございます。もう1社はまた違うところということになります。
児童手当法改正が、大規模なものが予定されておりまして、それに伴って改正に対応するためのシステム改修作業に集中せざるを得ないということが理由のようでありますけれども、このシステム改修作業に集中しなきゃいけないシステムというのは、これは誰のシステムのこと、区のシステムの改修をまず優先でやらなきゃいけないので、その後、標準化は後にさせていただきますというのか、もしくは大規模な国の法改正があるので、ほかの自治体、ほかのお客様も対応しなきゃいけないので区は後回しになってしまいますということなのか、これはどういう意味か御説明ください。
今委員からお話しいただいた後者の点でございまして、法改正対応を行うためとしているのも杉並区だけではなくて、基本的にほかの自治体も同様であるというふうに聞いてございます。
これはちょっと内容が詳しく分からないんですけれども、これは契約として、元々納期も含めて事業者と契約しているわけですよね。ほかのお客さんで忙しくなったので、すみません、こちらのほうは遅れてしまいますということがばらばらばらばらこちらのほうに来るというのが、ちょっと、私個人の感覚としてはふざけるなと、何でうちが後回しになるんだという感覚もあるんですけれども、その辺に関しては、区はどのような対応をされているのか。
構築の契約のほうはまだ結んでございませんので、これからになります。おっしゃるとおりぱらぱらと出てきたりという点は我々も非常に課題だと感じていまして。ただ、これはやはり国の、先ほど申し上げましたとおり現行システムの法改正対応ということで、これが異次元の少子化対策というようなことが今言われていますけれども、そういったところでほかの自治体も同様に、この移行困難システムというのはどんどん増えていっている状況でございます。ですので、我々としては本来ならば令和7年度を目途に全てのシステムをと思ってはいるんですけれども、やむを得ない状況であるかなと思ってございます。ただ、引き続き委託事業者とはしっかりと連携、調整しながら、なるべく目標時期に向けて、近づけてやっていきたいというふうに思ってございます。
ちょっとこの人手不足、SEの不足というのも含めて、あらゆる業界において今現在人手不足という状況がありますので、そういう社会的な状況というのがあるのも理解をしているんですけれども、過度に当区が何か不利益を被るようなことがないような形で、しっかり事業者のほうと詰めていただくことを要望しておきたいというふうに思います。
生成AI(ChatGPT)試行導入におけるLoGoチャットの利用部署
最後に、生成AI(ChatGPT)の試行導入についてお伺いさせていただきます。
このLoGoチャットにオプションとしてチャットGPTをつけるということでありますけれども、現在このLoGoチャットは952名利用があるということでありますけれども、具体的にはどこの部署が利用しているんでしょうか。
こちらのLoGoチャットでございますが、利用したい旨の希望があった所属のほうに活用していただいてございまして、企画課ですとか、あとは財政課ですとか、あとは人事、防災、それから保健所、保育、あと教育委員会等々、様々な部署で使っていただいてございます。
私も、先ほど他の委員からも話がございましたとおり、横須賀市の取組を視察に行ってまいりまして、大変すばらしいなというふうに思っておりますので、ぜひ本区においても有効的に活用していただきたいというふうに応援しておりますので、よろしくお願いいたします。
ちなみになんですけれども、このオプション機能を追加することによって、今出てきますかね、費用というのはどんな感じなんでしょうか。
そうですね、これはオプション機能で年間約100万程度だと、全体ででございます。
分かりました。ぜひ費用対効果も含めてよりよい作業ができるように期待しているところであります。
最後の質問にさせていただきます。先ほど来出ております、これを利用することによって様々な注意、著作権とか正確性の確保とか、気をつけなきゃいけないところがあるというふうにありますけれども、このガイドラインというのは、最終的に、具体的にどこの部署が、どういったところを参考にしながら、どういう内容に基づいて策定していく予定なのか、そのことを最後に伺います。
ガイドラインにつきましては、我々情報管理課のほうで策定いたします。東京都のほうでもそういったガイドラインとかが出ていますので、そういったものを参考としながら、先ほど申し上げていますとおり著作権の問題ですとか、正確性の問題とか、そういった課題のほか、あと個人情報を取り扱わない、そういったものをしっかりと遵守していくんだというような点をガイドラインに盛り込んで、セキュリティーに十分配慮した上で活用を図っていきたいと考えてございます。