実行計画改定案における財政的裏付け
個別の内容に移る前に、全体的なことに関して何点か質問させていただきます。
まず、実行計画なんですけれども、改定の基本的な考え方に示されておりますが、「財政の裏づけを有する計画」というふうに書かれております。財政課として、本実行計画の改定案に関して、どのような点に、特に財政という角度から配慮したものか、また、それが本計画改定案にはどのような形で反映されているのか、概略をお示しいただけますでしょうか。
今後3カ年に向けましては、かなり大型の施設整備関係等も始まることになりますので、そういったことを踏まえまして、なるべく平準化できるもの、延ばせるもの、今やらなければならないもの、そういったものを考えるとともに、ほかのものにつきましてもめり張りをつけて、延ばせるものはきちんと延ばし、削れるものは削る、そういった姿勢で臨んだところでございます。
そういったものは、数値化はされているんでしょうか。
数値化と申しますのは、財政計画上の金額ということでしょうか。──当然のことながら、具体的な事業ごとに積算を積み上げて、財政計画のあらましみたいなものはつくってございます。ただ、こちらにつきましては、今後パブコメ等を行った上で、数値等が変わりますので、そちらのものにつきましては、パブコメ後、正式な形で、財政計画という形でお示ししていきたいというふうに考えております。
実行計画の改定案が今回報告されているので、その辺もあわせて確認したかったというのがあったので質問させていただきました。これはまた改めて別の機会にさせていただきたいと思います。
それと、全体的な角度からもう1点、区立施設再編整備計画の実施プランなんですけれども、この3ページに、本計画と公共施設等総合管理計画との関係ということで説明するページがございます。この記載の中で、国が地方公共団体に公共施設等総合管理計画の策定を求めている、このことに対して区はどういう対応をしたかというのが書かれているわけですけれども、公共施設等総合管理計画を国が求めているという背景と、区はこれに対してどういう形で対応しているのかということを改めて御説明いただきたいと思います。
公共施設等総合管理計画につきましては、先ほどの冊子3ページに記載のとおりでございますが、区の施設だけではなく、道路や橋梁などのインフラ施設を含めて全体的に、総合的に管理をしていくということ、また維持補修も行っていくというためのものでございます。
区におきましては、区立施設再編整備計画ということで今御議論いただいておりますが、老朽化に伴いましての移転、また複合化、多機能化ということで進めておりますが、これとは別に、各所管でも、橋梁白書、道路舗装白書など整備しておりました。こういった計画をあわせて総合管理計画として位置づけていくという部分と、管理体制につきましても、横の連携をしっかりととって、区全体としてしっかりと対応していくということで今回このようにしてございます。
ということは、国が総合管理計画を策定してくださいと言っていることに対して、区は、それぞれの冊子のコピー、アイコンというんですか、こういうのもコピーされておりますけれども、これらをもって総合管理計画とする、そういう形で、国のニーズというか、国から要望されていることと区の対応というのはマッチしている、これでよろしいんでしょうか。その辺に関してはいかがでしょうか。
今御指摘のとおりでございまして、区の施設再編整備計画と橋梁白書、道路舗装白書などをあわせて、国の公共施設等総合管理計画という部分に位置づけていこうということでございます。これにつきまして、国のほうにも、こういうふうな形で区としては対応しましたというところを御報告させていただきたいと考えてございます。
ふれあいの家再構築の背景と経緯
総合管理計画というと、全体的なインフラと区立施設とを全体的に、一体的に管理していく計画というイメージで、それぞれの計画は、年次も違えば、計画の角度というか内容も計画によって若干ばらつきが、所管がつくったものなので、当然ながらあると思うんですよね。その辺を、横の連携というお話がありましたので、一体的に、いわゆる全体最適という角度から総合的に見て、俯瞰できるような、そういう目線も引き続きやっていただきたいなというふうに思います。
それでは、個別の内容に移りますけれども、行革推進計画の10ページ、ふれあいの家についていろいろ聞かせていただきたいと思います。
今回、新たにふれあいの家の再構築という項目が行革計画に入りました。まず、この項目を加えることになった背景、経過について質問させていただきます。
ふれあいの家につきましては、高齢者在宅サービスセンターとして、区の施設等を活用いたしまして、デイサービス事業を主に運営してきているものでございます。今後は、学校の子供の数、それから、学童クラブの需要を初めとしましたさまざまな行政需要を踏まえること、そして、ほかのデイサービス事業者との均衡も考慮いたしまして、ふれあいの家の契約のあり方、また、ふれあいの家の今後のあり方について検討するということにしたものでございます。
ふれあいの家というもの自体に対して幾つか確認させていただきたいと思います。まず、数は幾つあるのかということと、現在どのような場所に存在するのかということ、あと、どういう運営を行っているのか、その辺に関して概要をお示しください。
ふれあいの家は全部で16カ所ございます。そのうち学校の施設を活用しているのが6カ所、区の施設としては7カ所、それから、民間の借り上げ施設を活用しているのが3カ所ございます。運営主体は、特定非営利法人、いわゆるNPO法人と社会福祉法人が運営しているところでございます。また、デイサービス事業以外に、区の委託事業でございます見守り配食サービス、それから家族介護教室を実施しているところがございます。
先ほどちょっと経緯の説明をいただきましたけれども、そもそもどのような理由で区がこういった事業を整備してきて、また、区立施設や学校施設等を利用した形で整備をしてきて、この間、この事業自体どのような変遷があったのか、その辺に関してもお示しいただけますか。
ふれあいの家は、老人福祉法の改正に基づきまして、介護保険制度開始前に制度化されました高齢者在宅サービスセンター事業として整備を進めてまいりました。当初は事業委託をして実施しておりました。介護保険制度が開始された後、デイサービス事業に関して、株式会社を含め民間の参入が進みました。その結果、委託から民営化した経緯がございます。その後も区の施設等で事業を継続して、現在に至っております。当初は、民営化後も無償で貸し付けをしてまいりましたが、25年度、27年度に有償化して、現在も貸しているところでございます。
計画の文章に、「学校の児童数の増加や学童クラブの需要増などをはじめとした行政需要を踏まえ、」とあります。この点については、先ほどお話のあった学校施設を活用した6カ所が関係してくるのだと思いますけれども、児童数とか学童の需要というのは、それぞれの学校や地域で異なる、一律ではないというふうに考えます。その辺に関して、区の認識を改めて確認させていただきたいと思います。それぞればらばらな状況にある中で、区はどのような考え方でこういった計画を進めていくのか。いかがでしょうか。
計画の記載では1つの例として掲げているところでございますが、そのほか、多様な行政需要を踏まえながら検討していくという趣旨でございます。例示として挙げました児童数また学童の需要につきましては、御指摘のとおり、それぞれの学校また地域で状況が異なります。そのため、行政需要に合った跡地活用を具体的にしていく中で、そういった過程の中で、各ふれあいの家の個別の状況、事情もあわせまして丁寧な対応をしていくという考えでございます。
同じく計画内の文章に、ふれあいの家以外の通所介護事業者との均衡を考慮するというふうにありますけれども、具体的に現状、不均衡というのか、どのような課題があるというふうなことでこの記載になったのか。その辺はいかがでしょうか。
現在区内でデイサービス事業を展開している事業者は、規模の違いはございますけれども、150以上ございます。ふれあいの家以外の事業者の方に関しては、民間の施設を借り、また、同じ介護報酬の収入から賃料を支払って運営しているというのが現状でございます。
介護保険制度の進展とともに、そうした民間整備が進んできている中で、ふれあいの家についても賃料の有償化を行ってきたところでございますけれども、今後も、ほかとのそういった賃料の違いだとか均衡を考慮しまして、あり方を検討していく必要があるというふうに考えております。
この記載というのは、具体的には賃料というところで理解しました。
今の一連のお話で大体理解はできましたけれども、特に学校内6カ所のふれあいの家に関しては、実は先般、我々議員のところにも、事業者のほうから要望書という形で出されております。この内容によりますと、今期の賃貸借契約期間満了をもって契約は更新しないという旨の通知を口頭で区より受けたというふうに書かれておりますけれども、これはそのとおりなのか。区はどういった理由でこのような説明を関係事業者にいつされたのか。その辺に関してはいかがでしょうか。
これまでも、ふれあいの家連絡会とかという場を通しまして、区の施策等については情報提供してまいりました。ことしに入りまして、待機児童解消緊急対策といったことについても情報提供いたしまして、その場合には、個別に御相談する可能性があるということをお示ししたところがございます。
今回、7月に、今後の行政需要に対応するため、区の施設を活用されているところについては、ほかに活用する必要性が出てくるということで、現在の契約期間の残りの期間を考慮しまして、早目に、今期の契約更新をしない方向性があるということはお知らせいたしました。そういった趣旨でございます。ただ、こういったことについては、各ふれあいの家を個別に訪問し、代表の方々に口頭で説明したところでございますが、決定事項として説明したものではございません。
今、決定事項ではないというお話があったんですけれども、大体、30年3月か31年3月に契約更新時期を迎えます。もし本当に決定するのであれば、明確にこれを早目に言っておかないと、事業の運営にも当然影響すると思うんです。30年3月あるいは31年3月という点においては、明確にこの辺に関して区の考え方を今確認させていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
こういったお話を進めていく中で、並行して庁内でも、関係各課と検討、また計画確定数について調整を進めておりました。そのときに、一律に今期の契約で終了という方向ではなくて、個々の行政需要を踏まえまして、後活用が具体化されたところから進めていく、それに基づきまして、契約につきましては柔軟に考えていくということで、8月に入りまして、個別にまた改めて御説明に上がったところでございます。
今のお話にもありましたけれども、7月の段階での口頭、これはとりあえずなしにして、8月の段階での再説明というものが今の区の考え方であるというふうに理解してよろしいですね。──わかりました。では、そういうふうに理解させていただきます。
ちなみに、学校以外の区有施設を活用しているふれあいの家に関しましては、どのような説明をこれまでされてきたのでしょうか。
同時に7月、また8月にかけて改めての説明も含めまして、学校以外の区有施設のふれあいの家につきましても、同様の説明をしたところでございます。
設置に関しては、そういう状況を考えた上で、内容としては、3年間で協議、検討していくということだけが書かれているわけですけれども、具体的にはどのように協議、検討を進めていくお考えなのでしょうか。
先ほど申し上げましたように、民間の施設を借りているデイサービス事業者さんもございますので、そういったところの均衡を配慮するということ、それから、これまでふれあいの家がデイサービス事業以外に地域に多々貢献していただいた取り組みなどを十分に評価しているところでございます。その上で、個々の施設の状況等を十分配慮いたしまして、今後のあり方につきましては、またふれあいの家の運営団体の方と協議しながら検討していく考えでございます。
質疑を通して、16カ所あるふれあいの家の設置の経緯や、この間どういった変遷をしてきたか、また、今回の行革計画の改定案に再構築として載せた区の考え方等、おおむね理解をしたわけでありますけれども、ふれあいの家は、運営事業者の力量、先ほどNPOもあれば社会福祉法人もあるというふうなこともありましたし、さまざま運営の組織も違いますし、それに伴う力量や地域性、また規模等々、それぞれ違いがあると思います。
当然ながら、行政ニーズというのは時代とともに変化するものですから、区の財産をしっかりと活用していくということも、それに伴って変えていかなきゃいけないという考え方も当然理解はできます。ただし、ふれあいの家に関しては、先ほど説明のあったこれまでの経緯や、また、地域福祉の草創期の、介護保険がスタートする前から地域福祉の充実に貢献してこられた皆様方の実績、また、事業者によっては、場合によっては中長期的な、今後この地域をこうしていきたいんだというふうなすごい構想を持っている事業者もあります。そのような事業者の構想とかも、またこれまでの実績も十分考慮した上で、お互い、一方的ではなくして、キャッチボールをしながら慎重に協議、検討を進めていくべきと考えますが、最後にこの項に関して区の考えを伺って、1巡目の質問を終わります。
ふれあいの家につきましては、ほかのデイサービス事業者と違いまして、これまで年月をかけて地域の方々との信頼関係をつくり上げてこられました。また、今では、単にサービス提供という場だけではなく、シニア世代のボランティア活動の場ということで、そういった活動もされていることを承知しているところでございます。区としても十分にそういった面を評価しているところでございます。
そういう意味では、区としても、地域福祉に貢献していただいていること、そして、何よりも利用者や家族の方が不安を抱かないよう配慮することを第一番に考えまして、それぞれのふれあいの家と十分に意見交換をしながら、丁寧に協議、検討していきたいと考えております。
長寿応援ポイント事業の成果と評価
それでは、施策13、実行計画39ページ、長寿応援ポイント事業の推進というところで、スタートしてからこれまで8年間実施をしてきたこの事業に関しましての評価、この事業が果たしてきた成果について区の見解を求めます。
この長寿応援ポイント事業、8年たってまいりましたけれども、高齢の方たちが地域の中でいろんな活動をしているということをこちらも十分に把握することができましたし、こういった長寿応援ポイント事業を通してさらに活動を広げたりとか、閉じこもりがちだった生活から外に出るようになったとか、張り合いができたとか、生きがいができた、そういったお声も大変いただいております。そういった意味では、高齢者の方がますます元気でいてくださる、また、そういった力を、地域の方に貢献していただくということがありましたので、そういう意味では非常に評価をしているところでございます。
その上で、実行計画上は、「ポイント交換の仕組み等について、検討・見直しを行います。」と。29年度が実態調査・検討で、30年度に見直しを行うというふうにありますけれども、これはどういった問題認識でこういった検討を行うに至ったのか、その辺いかがでしょうか。
こういったポイント事業に参加されている方々から、毎年1回は必ずアンケートでいろいろ御意見をいただいていますし、窓口でも御意見をいただいているところです。そうした中で、ポイント交換の仕方が、利便性の問題もありますし、あと、商品券と交換できるという仕組みが前面に出てきてしまって、本来ならば高齢者の方の活動を支援する事業であるところが、ポイントのシールを集めて商品券にかえるということがどちらかというと目的化されてしまったところもありまして、本来の長寿応援ポイント事業の趣旨というものをもうちょっとしっかりとPRしていく必要があるということと、そういった中で、ポイント交換の仕組み自体も、御意見を聞きながら、ポイントに参加されている方、事業に参加されている方の実態もしっかりと踏まえながら見直しをしていきたいという趣旨でございます。
いずれにしましても、1つ前の質問で課長が述べられたとおり、この事業が果たしてきた成果というのは非常に大きいものがあると思います。高齢者の社会参画を積極的に促すという仕組み、これは大変すばらしいものだと思っておりますので、くれぐれもそういった成果の部分がそがれないような形で、よりよい制度の充実を目指していただきたいというふうに要望しておきます。
保育施設整備計画の推計と背景
続きまして、58ページの施策22、保育施設等の整備に関してお伺いさせていただきます。
計画では、認可が、29年度11園、30年度は12園、31年度は11園というふうな形で、3年間で合計34園が計画をされております。これは当然、待機児童ゼロということを行うための前提だというふうに思いますけれども、この数字を実行計画に盛り込むに至った推計といいますか、その背景について改めて確認をさせていただきたいと思います。
改めて今回のローリングをするに当たって、まず保育課のほうで独自に人口の見込みを30年度以降も行いました。その中で、減少ということではなくて、ある程度の増加を見込んだ。それに伴いまして、当然、保育の需要といいますか、申し込みのほうもふえる。そういう数の中で、それぞれの年度で1,000名規模の保育施設が必要だ、そういうことでなければ待機児の解消を継続することができないという経過で盛り込んできたというものでございます。
この園の数字の中に、定員がこれにひもづくわけでありますけれども、地域ごとの偏在ということが、この保育園整備に関しては大きな1つの課題であるというふうに思っております。その辺に関しては、この実行計画の中で、園の数を算出するにおいてどの程度まで検討されているのか。それに関してはいかがでしょうか。
実行計画のほうには施設のみの記載となりますが、施設再編整備計画の改定のほうには、区立施設等、また国有地を使った施設について記載をしております。これらにつきましては、地域の需要も踏まえつつ計画をしております。また今後、区立施設だけではなく、民間公募等も行ってまいりますので、そういったところも全体あわせて各地域の需要に応えられるように定数を計画したものでございます。
今回の緊急事態宣言の対応のこともそうなんですけれども、基本的には、待機児童ゼロというのは、これからも区が掲げている目標というか、絶対にゼロにしていくんだという姿勢が、この計画にも反映されているというふうに理解しております。ただ、難しいところは、保育需要というのは非常に変動が激しい。特に最近では需要増という部分で激しいというふうな傾向がありまして、そのためにも今回、緊急事態というふうなことであったわけであります。今後3年間においても、保育需要の急激な変動ということも考え得ると思うんですけれども、状況によってはまた大幅に追加というふうなこと、あるいは場合によっては下方修正というようなこともあり得るのか。需要に応じた変動というのは、どの程度まで柔軟性というのを区は考えているんでしょうか。それに関してはいかがでしょうか。
緊急事態、こういったことはもう二度とないように、今回の実計できちっとさまざまな角度から検討した状況でございます。ただ、委員御指摘のとおり、さまざまな要因は今後も多分出てくると思います。そういった場合の上下の修正等は当然考えられるのかなと、こういうふうに考えているところでございます。
とにかく需要の予測が本当に難しいということは十分理解できるんですが、ただ、当然ながら地域の方々に対する説明とかさまざまあると思いますので、何とかその辺も、できるだけ早い段階で周知徹底できるような形で引き続き御尽力いただきたいというふうに思います。
廃止予定会議室の利用実態把握
続きまして、今度は区立施設再編整備計画の実施プランに関してですけれども、35ページで、下高永福会議室、清沓中通会議室の廃止というふうなところが出ております。この両会議室に関しましては、廃止した上で保育園に転用していくということでありますけれども、現在の利用実態に対して区はどのように把握しているのでしょうか。
利用実態でございますけれども、利用率自体はさほど高くないところでございますが、地域の皆さんの会議と、町会それから育成委員会等に十分活用されている施設であると認識しております。
そのように十分活用されているということであれば、廃止となると大変影響も大きいと思いますけれども、その辺に関して、利用者を初め地域の方々とはどのような話をされているのか。また、反応に対してはいかがでしょうか。
下高永福につきましては、町会の会長さんたちの集まりにまずお話をしております。その中では、やはり地域の需要等を考えまして保育施設は必要である、偏在もありますからというような御意見も伺いましたので、こちらは特段の御意見はございません。
もう1つ、清沓中通のほうでございますけれども、3つの町会の方がお使いになっていますが、その地域に余り公的な施設がございません。ただ、科学館の跡地に特別養護老人ホームができます。そちらに地域開放型の集会施設をつくりますので、そちらが比較的使いやすい位置ではないかと考えまして、それで地域には御説明を申し上げている次第でございます。もろ手を挙げて賛成という感じでは当然ございませんが、まあ何とか納得するしかないかなというような状況でございます。
何とか地域の方々の使い勝手が、町会というのは非常に大事な組織でもありますので、しっかりと代替機能というのも検討していただきたいと思います。
今課長の答弁でお話が出なかったんですけれども、下高永福に関して、多目的として、一部葬儀にも利用できるというふうに理解しております。これに関しては、同会議室が廃止後はどのような形でこの機能の存続というのは考えていらっしゃるのか、その辺に関してはいかがでしょう。
今までの御利用ですけれども、なかなか利用が伸びなかったというような面もございます。15年間で3件程度ということでございました。地域の方からは特別に、葬祭については、今回につきましては、御説明した段階で大きな意見はございませんでしたけれども、これから十分に地域の皆様の御意見も伺いながら、御相談しながら、もしも近隣でそういった施設が見つかれば検討してまいりたいと考えております。
最後に1件、杉並中継所に関して伺います。
今後、29年度、30年度、これで利用を検討していくというふうなことが書かれておりますけれども、これに関しては、かなり大きな、堅牢な建築物でありまして、面積も広大であります。地下もかなり深くあるということで、建てかえ、建設になれば大変大きな事業になると思いますけれども、現段階で、この跡地利用に関しては、どういうふうな考え方でこれから区は進めていきたいというふうに思っているのか。それに関して言える範囲でお聞かせいただきたいと思います。
旧杉並中継所につきましては、今委員が御指摘のとおり、既存施設の建物の構造上、また既存の設備などを考えましても、なかなか転用については課題が多い施設であるというふうに考えてございます。そういったところからも、今回、計画改定に当たりましては、他用途に転用するにはどうしたらいいかということで、建物の現状また課題について詳細に検討してみようというところからスタートしていこうということで打ち出しております。ということから、現時点におきまして、こういったものをつくろうということが決まっているわけではなく、まず一歩進めてみようというところで考えてございます。
これはもう10年前から、32年度以降は転用ということが前提というふうな形で進んでおります。私の地元でもありますけれども、特に地元の方々は、どうなるんだろうということは当然考えているわけですので、その辺に関しても、早目早目にこれも情報を提供して、地域と一体となった形で、いい跡地利用ができるような形で区としても一生懸命頑張っていただきたいというふうに要望しまして、質問を終わります。