6月29日ゲリラ豪雨の被害状況と水防態勢
それでは私のほうから、今ご説明いただいたうちの関連するところで何点か質問させていただきます。
まず、水防態勢についてお聞きしたいと思うんですけれども、先月、6月29日日曜日に、かなりのすさまじい集中ゲリラ豪雨があったわけですけれども、そのときの、6月29日の午後の、区内で発生したゲリラ豪雨の雨量の状況及びそれに関連する被害の状況は、今どのように区のほうでは把握されているでしょうか。
まず、当日の雨量でございます。大雨洪水注意報という段階でございましたけれども、非常に強度の強い雨が降りまして、10分間で、例えば神田川の番屋橋では33ミリ、池袋橋では29ミリとか降って、20分で大体43ミリとか40ミリ近い雨が降っているところが多うございました。その関係で、1時間の雨量も20分間雨量と同じということで、そういう意味合いでは、例えば10分に30ミリ降っていますと、時間に換算すれば強度としては180ミリの雨が降ったという状況でございました。
6月29日の現時点での被害状況でございますけれども、家屋の浸水が25件、床上16件、床下1件、土間上8件、その他に半地下車庫5件等でございます。
私もこのとき、毎回行っている善福寺の現場に行ったんですけれども、10分で33ミリという、私も余り経験がないほどかなりすさまじい雨量でした。
今、課長のほうからもお話がありましたけれども、このときは大雨の警報は発令されたんですかね。されてないですよね。当日、日曜日だったんですけれども、その中でも職員の方、駆けつけていただきました。ただ、警報が発令されていないというふうな状況で、そもそも本区の水防態勢に関して、警報が発令されていないにもかかわらず、ましてや日曜日で今まで経験したことがないような集中豪雨があったというときに対して、その当日はどのような態勢をとられていたのでしょうか。
注意報の段階で、情報をとりつつ降雨の状況を見まして、その中で、職員としては水防本部、救援本部合わせまして28名参集いたしまして、あと業者を1社呼んでおります。
この28名参集というのは、誰が判断して、どういうルートで、注意報にもかかわらず、通常の水防態勢と同じルートで招集したという形なんでしょうか。その辺は、警報が発令された段階と、今回のような注意報にもかかわらず特別にといいますか参集していただいた、その辺の情報伝達とか態勢のとり方とかというのは、どういうふうな違いがあったんでしょうか。
警報が出ますと、ご案内のとおり、都市型水害ということで緊急部隊を招集できますけれども、それは自動参集で、メールでやります。今回は注意報ということで、なかなかそれはできないので、土木担当部長、水防本部長の指示もありまして、実質的には近い職員から電話をして参集させるという状況でございました。
集中豪雨への予防的対応と職員参集のあり方
私も現場で職員の方に、日曜日にもかかわらずご苦労さまですというお話をしたときに、そういうちょっとふだんとは違う態勢で招集されたということもあります。
ただ、こういうことも実際起きたわけでありまして、ちなみにその前の週、6月24日、調布や三鷹でひょうが積もった日にも、ちょっと私も心配になって同じ現場に駆けつけました。そのときは、私の水防メールでは、10分間で杉並区内で最大15ミリ、時間換算で47ミリぐらいの雨量だった。それに対して今回は、一番多いところで10分で33ミリ、20分で40ミリ、時間換算では43ミリ程度ということで、24日よりも時間単位では少ないわけですよね。にもかかわらず、29日の33ミリ降った日は、20分くらいで、あっという間に膝くらいまで、道路が冠水しました。一方、その前の週のひょうが降った日は大丈夫でした。
そういったところで、ちょっとこれからの季節のことも考えますと、集中ゲリラ豪雨態勢ということで、警報が間に合わないとかよくありますね。警報が発令される前にかなり降って、警報が発令されるころにはもう雨が弱くなってるという状況も考えられますので、そもそも職員が参集して現場に行って何をするのかというふうなことも想定した上で、予防的に、これまでのデータとか被害状況とかも見ながら、空振りすれば空振りするで、ちょっと職員の方には申しわけないですけれども、それにこしたことはないというようなこともありますので、そういったことをもう1回見直したほうがいいんじゃないかなというふうに思いますけれども、その辺に関してはどういうお考えでしょうか。
最初に、6月24日の集中豪雨のほうも、原寺分橋は委員のご指摘どおり10分17ミリでございましたけれども、下井草では10分28ミリという雨で、24日は大体30分ぐらいで50ミリを超える雨、29日は20分で40ミリを超える雨というような状況だったのでございますけれども、その中で、雨が降る場所も、24日は区内、割と北部の地域が多くて、29日は南側の地域もかなり降ったという状況でございました。
参集の点についても、私ども、休日であっても、注意報、その事前の段階でも雨の状況等、気象会社等に問い合わせながら行っておりまして、状況が危ない場合は警報になる前にも参集するように連絡をして、まず事前待機しておくようにと、呼べば直ちに出られるようにしておけというような態勢を今とっておりますので、気象情報いろいろ研究しつつ、これからも臨機応変に態勢をとれるようにしてまいりたいと思います。
毎回、職員の方々にもご苦労があって、私も現場で、職員の方が来られたら心強い思いをしておりまして、非常に評価しておりますし感謝もしております。ただ、気象状況の、6月でこういう雨が降るという今こういう時代になってきておりますので、その辺に関しても、改めてより効果的な態勢というものをぜひ検討していただきたいというふうに思います。
それで、今年度、水防情報システムの改修として、河川カメラの映像を区のホームページに配信するというふうなことが計画されておりますけれども、これに関して進捗状況はいかがでしょうか。
河川5カ所の河川カメラを映像配信したいということで、今、動作確認をしておりまして、今夏中、7月中にはホームページ上に公開できると考えております。
本件に関連して1点、ハード面でお聞きしたいのですけれども、去年、8月にも集中豪雨がありました。その後もさまざま、下水道局とか東京都のほうでも区と協力しながらいろいろ検討していただいていまして、去年の12月に東京都の豪雨対策下水道緊急プランが発表になりました。その中で、小規模緊急対策地区として、東京都全体のプランにもかかわらず杉並区善福寺地区など6地区というふうな形で、これは区の働きかけがあったんだと理解しておりますけれども、東京都としても対策を検討していただいているということで、大変その辺も心強く思っております。この対象地域に関して、今回もありましたけれども、今どのようなハード面での対策というのを考えているのでしょうか。
毎回、雨が降るたびに委員には現場に駆けつけていただきまして、どうもありがとうございます。
ここにつきましては、小規模ということで3年以内に効果を発揮するというところで、現時点では、下水道局と調整しておりますけども、雨水、路面の排水を良好にするということで、機能の向上を図る対策を検討しているところで、その工事については、区のほうで行いますけれども、8月には若干の工事には入りたいと考えております。
ぜひよろしくお願いします。
話、変わりまして、時間もありませんので1点、耐震シェルター、耐震ベッドについてお聞きしたいと思うんです。これは、我が会派の北明範委員がかねてより何度も質問してきた内容で、今年度から耐震シェルター、耐震ベッドに関しても、区も一部を助成するというふうな事業を開始したわけでありますけれども、この助成のスキームを改めてちょっとご説明いただきたい。全体の対象と、今年度どの程度対象としているのかというふうなところを、事業の概要をお示しいただきたいと思います。
耐震シェルター・ベッドにつきましては、今年度、予算的には6件想定しております。現在2件ほど申請がされている状況でございます。全体としましては、65歳以上の方ですとかあるいは障害者手帳等をお持ちの方を対象としていますので、今後も普及啓発していきたいと思っております。
対象者が65歳以上の高齢者、障害者等ということで、その対象者に対しての区側からのPRといいますか周知徹底の方法というのは、具体的には、この4月からでしょうけれども、これまでどのようにされているんでしょうか。
周知につきましては、広報ですとかあるいはホームページ等々でさせていただいております。
そういった媒体を使って周知していただくのもいいんですけれども、なかなかそういうのは見落としがちなことでもありますので、またホームページ等は使用しない方もいらっしゃると思いますので、例えばケア24とか、高齢者もしくは障害者団体に直接そういった案内をするとか、具体的に対象者に対して、絞られているわけですから、より効果的な周知徹底方法を示していただきまして、ぜひこの制度も有意義に活用していただきたいというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いします。
以上です。
若干時間がなかったので、先ほど質問できませんでした。
サ付き住宅、サ高住に関して何人かの方が触れられましたけれども、ちょっと私のほうからも確認をさせていただきたいんですが、サービス付き高齢者向け住宅の整備に関しましては、総合計画策定時はみどりの里を基本的に順次サ高住のほうに転換をしていくという方向であったものが、さまざま環境変化もありまして、その方針を変更すると。既に転換している和田のみどりの里11戸以外は、基本的には民間の事業者に対しての助成金等でサ高住を区内に整備していくという考え方に変えたということで理解しているんですけれども、それでよろしいかどうか。
委員のご指摘のとおり、当面はみどりの里は現状のまま、今、空き室から転換している部分については、和田をサ付きに転換していくという計画でございます。
それに伴って、総合計画の目標が10年間で500戸というものが、その当時は、三百六十数戸みどりの里を順次転換していくという前提なので500という数字があったのかなというふうに考えておりますけれども、それがなくなって、これから全て基本は民間ということもありますので、またこの数字の考え方というのが変わってくるというふうに思いますけれども、その辺に関しては、どうなんでしょう、まだ具体的には高齢者の担当の部門との打ち合わせ等もやっていかなければいけないと思うんですけれども、どういう考え方でこの目標の設定というのはやっていく予定なんでしょうか。
委員ご指摘のとおり、今、高齢者施策の部門と、将来的な数字について実行計画の見直しの中で検討しているところでございますので、具体的にどういう目標値というのは、今現在ではございません。
具体的な目標は当然ローリング等でまたあれしてくると思うんですけれども、どういう考え方なのかなとちょっと思ったわけです。
というのは、基本的には高齢者向けの住宅施策というのは、前回私も一般質問でもお話ししましたけれども、いろんな選択肢を設けて、いろんな区民の方々の状況に対応できるようなというのが1つ基本的にあるのかなと。別にこれ1つじゃないといけないとかというものじゃ全然ないと思うので、そういう選択肢の中でサ高住をどのように捉えていくかというところなんですけれども。
ただ、具体的に、これから民間でやっていくということであれば、当然ながら地主、オーナー、また事業者の採算性というものがすごく重要視されるわけでありますね。これは施設とどう違うんだという質問が先ほどありましたけれども、基本は、サ高住は、区営住宅じゃないですから、民間のマンションですから、区民限定もしくは区民優先で入っていただきますというのは、逆に言えば事業者にとってみれば縛りがある。要するに事業者は基本的に採算性がメーンなんですよね。そうなってきたときに結構難しいなというのが正直な感想で、実際問題、今、区内に1カ所約30戸しかないですよね。
これをどうしていくのかというところが非常に悩ましい部分であるかなというのと、事業者の採算性ということを考えれば、家賃も当然高額に、現状も決して安くないですよね。費用としても、特養とかに入るのとは格段に違う費用がかかる。
そういったこともありますので、さまざまそういった課題を受けた上で、どういう考え方で区はこれから住宅施策を推進していくのかというところに関しては、ちょっと抽象的な聞き方で申しわけないんですけれども、それに関してはこの課題というのをどう捉えて乗り越えていくのかなというのは、どういう考え方でしょうかね。
今、非常に難しいご質問なんですが、サ付き住宅の事業者がよく窓口に相談に来られるんですが、委員ご指摘のとおり、土地が高いのでそれが家賃にそのままはね返るということで、杉並でサ高住をつくった場合は、もともとのベースとなる家賃が高くなる。それにプラスしてサービスが付加していくので、トータル的なサービスプラス家賃ということで、十数万から20万ということになっていくので、この辺はどうしても、サ付き住宅の区内での設置の状況というのはかなり課題が大きいのかなというふうには考えております。具体的にどういう形がいいのかというのは、今後そういう民間の事業者ともよく話し合い、ヒアリングをしながら、今後の施策については検討していきたいなというふうに現在は思っております。
そういう点も、ぜひ一度、区としてどう捉えていくのかというところを整理して推進目標を設定して、それに関連して施策の展開をしていただきたいなというふうに思います。
それで、1つは、先ほど、サ高住に対して区民から質問を受けたときには、どうあるんでしょうか、余りありませんというふうなやりとりをお聞きしましたけれども、住宅という部分に関しましては、杉並区内の高齢者といっても、経済的な状況とか身体的な状況とか多岐にわたりますし、また1人の方も、年齢とか病状等によっては需要というものもその時々に変わっていく、そういうふうなこともありますので、前回ちょっと提案させていただきましたけれども、自宅から、サ高住へ、その後施設へとか、そういう行ったり来たりですね、医療機関が間に入ったりとかいろいろあると思うんですけれども、その辺に関して、住宅に対する総合的な支援という意味で、福祉と住宅部門の一体化ということで、他区では、東京都もそうですけれども、居住支援協議会というふうなものを立ち上げて、民間の方々にもご協力いただいて、総合的に、あらゆる角度に関しても対応できるようなという意味で、いいのかどうかわからないですけれども、そういうふうな体制をとっている。そこにまた空き家対策というものも1つのプロジェクトとしてやっているような協議会もありますので、そういった体制、前回提案させていただきましたら、設置に向けて検討していきたいというふうな答弁があったわけですけれども、その辺に関しては、先月の質問に対して今の状況ですので、それほど大きな変化はないと思うんですけれども、もう少し具体的に、これからどういうふうな形で居住支援協議会に区としては取り組んでいくのかというふうなことをお聞かせいただきたい。それで質問を終わります。
居住支援協議会につきましては、先月の6月25日に東京都の居住支援協議会の設立総会がございました。区としては、オブザーバーとして手を挙げてオブザーバー参加が認められましたので、今後、東京都の居住支援協議会の動向等、あと、ほかの区まだ3区しか立ち上がっておりませんので、ほかの区の状況も注視しながら検討をしてまいりたいというふうに考えております。