平成21年3月11日 予算特別委員会

生け垣道づくり事業の創設経緯と概要

中村 康弘

生けがき道づくり事業について、あと、井草中校舎建て替えについて。
 生けがき道づくり事業についてお聞きします。
 まちづくり百年の計として、この事業の創設が予定されておりますけれども、本区としてはこれまでも、みどりの基本計画等で接道部の緑化を進めてこられております。今回、何ゆえこういう形で事業を行うことになったのか、また、本事業の目指すところと、具体的にはどのような形で生けがき道づくりを進めていくのか、概要をお示しください。

みどり公園課長

これまで接道部の緑化については力を入れてきたところですが、平成14年の調査に比較して、19年については、既にみどりの基本計画の目標である接道部緑化率の20%を超えて、23%ということで、区内の接道部の緑化が進んでおります。そんな中でも、生け垣については、14年の調査に比較して約66%増ということで、生け垣化が非常に進んでいるということで、さらにモデルとしての生け垣のある道づくりを進めるということで創設したものでございます。生け垣をつくることによって、みどり豊かな美しい街なみであるとか、災害時に安全な避難路をつくるというようなことを含めて、生けがき道づくり事業を進めることによってさらに生け垣化を進めていくことを考えてございます。

中村 康弘

基本的には区としては、接道部の緑化に関しては、今課長がおっしゃるとおり生け垣と、あと植え込み、植樹等と緑化フェンス、大きくこの3つの方法で進められていると思うんです。今回生け垣に特化した事業だそうですけれども、今後、住宅事情とか景観等も考えると、生け垣だけというよりも、いろいろな意味での植樹、雑木的な部分も含めて、そういうようなことも柔軟性を持って検討されていったほうが、みどりのつながりという部分では進めやすいのではないかなというふうに個人的に思っております。今後検討を進めていかれるということでございますので、この点についても幅広い考え方を持っていただきたいと要望しておきますので、よろしくお願いいたします。
 それと、今回研究会を設置するということですけれども、今の段階で、構成メンバーとか何を研究するのかとか、その辺に関してはある程度は固まっているのか、その辺の概要をお示しください。

みどり公園課長

今後さらに検討を進めて、内容については詰めていきたいという段階でございます。

中村 康弘

先ほど課長のほうから、みどりの基本計画を大幅に前倒しで緑化が進んでいるというふうな答えもございましたけれども、平成14年当時で19.5%の接道部緑化率だったのが、平成30年までに20%という目標に対して、実は20年の段階で23.3%というふうに大幅に前倒ししております。特に、基本計画を立ててから20年の調査のときの3年間で大きく前倒しで達成できた、その辺の背景と、今後の目標に関してはどういうふうに考えていくのか、その辺に関してどういうふうに考えていますか。

みどり公園課長

接道部の緑化については、すべての建築について接道部の緑化を指導しておりますので、それとあわせて、助成によって進んだものというふうに考えてございます。
 今後は、さらに高い目標を定めて、みどりの基本計画を見直していきたいと考えてございます。

接道部緑化助成制度の新規設置増加と改修実績なしの背景

中村 康弘

わかりました。よろしくお願いいたします。
 続いて、接道部緑化助成制度に関して少し突っ込んでお聞きしますけれども、資料No.509で、生け垣設置の助成に関して、新規設置に関しては、18年、19年で37件、37件というふうに大幅にこの2年間で増えている。また植樹に関しても、18年、19年、特に17年が低くへこんでおりましたので、大きく伸びている。この2年間の助成制度の新規設置という部分で大きく増えておりますけれども、先ほどちょっとお話がございましたけれども、その辺の助成が大きく伸びたという背景と、逆に改修に関しては、生け垣に関しては、この2年間、年間2件、植樹に関しては、過去4年間、対象なし、実績なしというふうな状況になっておりますけれども、この辺に関しての考え方と今後の対応策というのはどういうふうに考えていますか。

みどり公園課長

18年、生け垣の助成が伸びたのは、助成対象を緩和して、従前、緑化義務づけの助成をしていなかった部分までも範囲を拡張した関係で増えてまいったというふうに考えてございます。当然、助成額によって伸び率が生け垣が大きくて他が低いというようなことがございますが、そういったことも含めて来年の計画の中で考えていきたいと思います。

中村 康弘

今、助成額のお話がありましたけれども、現行は、生け垣に関しては1メートル当たり、新規で9,000円、改修で4,500円、植樹に関しては1平米当たり、新規で5,000円、改修で2,500円、この金額はどういうふうな基準で設置したのか。また今後の、拡大とか、さまざまな方向性としては今どういうふうに検討されているのか。

みどり公園課長

この助成額につきましては、新規に造成する場合の約2分の1の額を目途にして設定してございます。
 今後助成率については、引き上げていくのか見直していくのかを含めて、来年の計画の中で考えてまいりたいと思います。

生け垣道づくり事業の普及啓発とモデル区間の具体像

中村 康弘

次に、緑化に対して区民への普及啓発ということに関して、特に今回、生けがき道づくりという1つの新しい事業を創設することもありますので、今後、助成額だけではなくして、区民への普及啓発をどういうふうに進めていくのか、どういうお考えかというのをまずお聞きしたいのと、あともう1つ、生けがき道づくりに関しては、モデル区間を来年度設置を予定しているということですが、今の段階でどこまで詰めているのか、地域、長さ、戸数、費用、何のモデルで考えていくのか、そのようなことをお聞きしたいと思います。
 それと、モデルというからには、単に生け垣にしましたというだけではなくして、百年のまちづくりのモデルとなるものとしていくべきだと思いますので、例えばモデルでどんな感じかなと来られた方が、いいな、うちもまねしたいな、うちの地域も進めたいなと思えるようなもの、すなわち電柱の地中化とか路面の舗装とかそういったこともセットで、まちづくり、景観という方向でモデル事業を進めていくのはどうかなと思いますけれども、その辺いかがでしょうか。

みどり公園課長

区民へのPRについては、従前、みどりの新聞あるいは広報等でPRしていますが、今後もさらに新しい事業の創設に向けてはPRを進めていきたいというふうに考えています。
 モデル路線については、今後区内でそういう緑化が必要な場所、協力をいただける場所を選んで決めていきたいというふうに考えてございますし、生け垣が可能な場所、委員ご指摘のように、皆さんがやってみたいというような場所を考えてございます。
 他の全体のまちづくりについては、構想研究会の中でさらに進められるかどうかを検討してまいります。

井草中学校建て替えにおける植栽要望への対応

中村 康弘

最後に、井草中の建て替えに関してお聞きいたします。
 今、24年度から新校舎にしようというスケジュールで検討協議会等も含めて進められていると思うんですけれども、昨年10月に地元の商店会から、校舎敷地内に雑木林の昔からの特色を生かした植栽をお願いしたいということと、あと、特に北側の道路に関しては、沿道との景観に配慮した植栽をという大きな2つの要望書が出ておりますけれども、現段階でこの要望書に対してどういうお考えで、対応していただけるのかどうか、その辺の考えをお聞かせください。

学校適正配置担当課長

その要望につきましては、10月23日付でちょうだいしており、改築検討協議会でもきちっとお伝えしてございます。協議会では、要望いただく前から、もとより改築に当たりまして周辺環境との調和に十分配慮していく、そういう必要があるという認識での議論が進められておりまして、お尋ねの関係につきましても、要望の中身につきましても、協議会の中で、北側の道路と沿道との調和ということで、歩道状空地を設けて必要な植栽を施す、そういった方向で基本計画案が取りまとめられたところであり、今後そうした方向で詳細な設計に入ってまいりたい、かように考えてございます。